朝日新聞社、朝日ネットと提携 教育現場へ

朝日新聞社は25日、インターネット接続サービス「ASAHIネット」を運営する朝日ネット(本社・東京都中央区)と資本業務提携すると発表した. 朝日ネットの発行済み株式総数の6・82%(221万7千株)を取得し、第3位の株主となる. 朝日新聞社の多彩な記事コンテンツと、朝日ネットの高い技術力や教育支援サービスとを融合し、デジタルニュースサービスの強化や、教育現場における記事コンテンツの活用サービスなどを展開する. 朝日ネットが提供するネット接続サービス「ASAHIネット」は会員約54万人で、独立系プロバイダーとして高い評価を受けている. 大学向けに、教材・資料の共有や、学習履歴・評価を蓄積できる教育支援サービス「manaba(マナバ)」に力を入れており、約200校(約25万人)が採用している. 同社は発足時、朝日新聞社が株を保有していたが、その後資本関係はなくなっていた. 朝日新聞社は、電子版「朝日新聞デジタル」を運営するほか、教育支援事業に力を入れており、学校教育向け電子版や、記事を教材にした「時事ワークシート」などのサービスがある. 記事データベース「聞蔵」は全国の大学で広く利用されている. 朝日ネットの土方次郎社長は「朝日新聞が持つ、教育をはじめとした多彩な記事コンテンツを、約200校への導入実績がある当社の『マナバ』と合わせて事業展開することで、教育の世界に意義のあるサービスを提案することが可能になると考えています」と話している. ゼルダ無双』から2人の新たなスパイク サッカー ナイキプレイアブル 朝日新聞社の西村陽一取締役(デジタル・国際担当)は「朝日新聞社は現在、多彩なデジタルサービスの開発や提供に力を入れています. 松本零士さんの幻の未公開シナリオ『小池信子オズマ 優れた技術力を持つ朝日ネットと連携することで、利用者の皆様に喜んでいただけるサービスをお届けできると確信しています」と話している.